チャングムの誓い2007年01月07日 00時59分21秒

イ・ヨンエ
「チャングムの誓い」総集編を12月29日、30日の連夜で見てしまった。
それまでに、NHKのアニメ「少女チャングムの夢」で断片的に見ていたのだが、面白く
てついに、最後まで見てしまった。
最近の日本のTVドラマに比べて、なんと内容があり、面白かった事か・・・
韓国での最高視聴率57%というのもうなずける。
16世紀初頭の朝鮮王朝時代を舞台に、実在の医女チャングム(長今)をモデル
にして描かれた韓国の時代劇で、母の遺志を継ぎ、宮廷料理人の頂点を目指す
ヒロインのチャングムは、宮廷内の権力争いに巻き込まれながらも、やがて医学を
学び、最後には王の主治医という地位に登りつめるサクセスストーリー。
見ていて、気になったことが一つあった。ドラマの中でやたらと漢字が出てくるのだ。
韓国はハングル文字なのではないのか?
このことが気になって調べてみることにした。以下はその内容。
漢文は、近世以前、東アジアの高位言語として共有されていた。
東アジア各国では、近世以前は、純正漢文を駆使することのできる上流知識階級、
口語風に崩された変体漢文を使用する中流実務者階級、識字率の低い庶民という
三層が存在していたが、近代に入ると、社会の変革によって上流知識階級が衰退
し、中流実務者階級と庶民とが社会の主流を争うことになる。
この時、中流実務者階級が充分に発達していた国では、漢文の教養が近代以降も
引き継がれ、漢字が残った。
しかし、人民革命によって中流実務者階級が失権して庶民が実権を握った国では、
漢文の素養が失われ、漢字も捨てることになった。
・漢字を全廃した地域=北朝鮮・ベトナム
・漢字の全廃を予定していた地域=中国
・漢字を極端に制限した地域=韓国
・漢字を簡略化して使っている地域=日本
・漢字を無制限に使っている地域=台湾・香港
つまり、韓国では以前は漢字を上流階級では使っていたようである。
ちなみに中国はその後に中流実務者階級が復権したことで、漢字全廃を撤回したのだそうだ。

ハロゲンヒータとカーボンヒータ2007年01月27日 12時39分08秒

■どっちが、お買い得?
【比較】
※表をWiki書式で作成しようとしたが、未サポートのため断念!
 替わりにHtml書式で表を作成することにした。
項目 ハロゲンヒータ カーボンヒータ
素材 ハロゲンガス(ハロゲンランプ) カーボン(炭素系発光体)
寿命
遠赤外線効果 ○(ハロゲンの約2倍)
熱変換効率
灯油とのコスト比較 4倍 4倍
結局、それほど暖房効果は得られないが、安価なスポット暖房器具として
使用できるので、我が家の床暖房と併用して使ってみる事にした。
※エアコンがあるが、音がうるさいのと、電気代が・・・・・
寿命と、遠赤外線効果からカーボンヒータを購入した。
■暖房器具全般
・ハロゲンヒーター
 電源を入れるとすぐ暖かくなる。電気代は標準的で、換気の必要が無い。
 部屋全体を暖めるのには不向き。
・カーボンヒーター
 性能はハロゲンヒーターよりもやや良い。遠赤外線効果が高く身体の芯まで暖まる。
・セラミックヒーター
 温風が吹き出すのが特徴的。換気の必要は無い。但し電気代が高い。
 部屋全体を暖めるのには不向き。
・オイルヒーター
 清潔で安全性が高く、換気の必要はない。但し電気代が高い。
 部屋全体を暖めるまで時間がかかる。
・ファンヒーター
 部屋全体を素早く強力に暖め、コストも安く抑えられる。
 但し、定期的に部屋を換気する必要がある。
■関連知識
・遠赤外線は分子を振動させる働きがあり、体の内部から温めてくれる。
 (日なたにいると体がポカポカするのと同じ原理)のに対して、
 ハロゲンヒーターは空気による熱伝導にとどまる事が大きな違い。
・温風(エアコン)はまず空気を暖めて、その暖まった空気で人間を暖める。
 遠赤外線は人間や壁など遠赤外線が当たったところがまず暖まる。
 だから遠赤外線で温まった体は、芯まで暖まり、容易にさめない。