ぎっくり腰2009年12月15日 11時26分43秒

12月13日の日曜日、雪がそろそろ降りそうだと思い、近くのGSで
タイヤを交換してもらった。
いままで交換したノーマルタイヤはそのままで裸で持ち帰って自宅の
倉庫に入れていたのだが、今回はビニールの袋に1個1個丁寧に
包んであった。
さて、帰宅してビニール袋に包んだタイヤを車から降ろし、ゴロゴロと転がして
倉庫前まで来たのは良かったのだが、倉庫と地面の段差があったため
タイヤを持ち上げなければならなくなった。

そこで悲劇が発生した!
素手で、地面からタイヤを持ち上げ、倉庫の床に置こうとした時、ビニール袋
を掴んでいる手が滑ったのだ。
すべった手を持ち直すという本能が働き、あわててそのビニール袋を掴もうと
したのだが、あんがいタイヤが重かったのだ。

その結果、タイヤは地面に落ち、腰も痛めてしまった。
いわゆる 「ぎっくり腰」 (正式名は、急性腰痛)というヤツだ。
この病名は、地方によっては「びっくり腰」とも呼ばれ、欧米ではその病態から
「魔女の一撃」(Hexenschuss,独)とも呼ばれている。

それ以降、腰が痛くなり、まだ治っていない。
靴下を履くときに曲げる腰が痛いのだ。
若い頃にも腰を痛めたことがあったのだが、自然に放っておいたら治って
しまった記憶がある。

しかし、もう若くはないし、慢性のぎっくり腰にでもなれば、困った事になる
と思い、その治療と予防方法を調べる事にした。


■メカニズム
筋繊維の急激な変化に周りの筋肉や靭帯などが耐えられず、炎症を起こ
しすことでぎっくり腰となる。
特に多いのが骨盤の仙骨と腸骨の2つの骨からなる仙腸関節に付着する
軟部組織の損傷により起こるのが殆どのぎっくり腰



■応急処置
・安静が第一。
・横になって、患部を冷やす。
・患部を温めてはいけない。
・体をえびのように丸めて横向きになるか、仰向けで、ひざの下に毛布を丸めた
 ものを支えにして寝る。

[やってはいけない事]
お風呂に入って患部を温める。 ※これやってしまった!
 (ギックリ腰になってから2・3日間は、お風呂には入らない事!)
「マッサージ」や「指圧」をする。 ※これやってしまった!
・腰を反らす。
・うつ伏せに寝る。
・柔らかい布団で寝る。


■応急処置の後の養生
・治るのに3~4週間はかかるので、急性期の激しい痛みがなくなっても、
 その期間は無理をしない。
・関節の軟部組織の修復に必要なビタミンC・コンドロイチン・グルコサミン
 などを摂取して自然治癒力を高められた方が早く治る。
 ※この三つの栄養分を取るという事は大変重要!


■予防処置
ぎっくり腰は、重いものを持ち上げるときの姿勢が悪いために起こる。
腕力だけでなく、必ず足を曲げて、ひざの力をいっしょに使って物を持ち上げる
ようにすれば、ぎっくり腰は起こらない。

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