Debian GNU/Linux 4.02007年08月29日 10時17分19秒

自作のサーバーマシンにCentOS5をインストールして、今までNotePCで
まかなってきた自宅サーバーを補強しようと思ったのだが、最新のマザーボード
なのかSATAのHDDを認識しないため、どのサーバーOSにしようか迷っている。
M/B:ECS 671T-M(Micro ATX SiS 671 + 968 10/100LAN)
Fedora7をインストールするとSATAはすんなり認識して、インストールも完了した
のだがSELinuxの設定を触っていたら、突然システムがクラッシュしてBootも
出来なくなってしまった。
FedoraはFedora8もリリースされるようだし、CentOS5のドライバー対応も遅い
のでどうしようかと迷っていた。
Linuxのディストリビューションのバージョンアップに追いついていっていないのが
現状で、Debianも現在インストールしている3.1から4.0になっている事を知り、
4.0のインストールならSATA認識の問題も解決できるし、豊富なパッケージ
を利用できるはずなので、まず3.1→4.0の機能アップは何がなされたのか調べて
みる事にした。
【Debian4.0(etch)】
・コードネーム etch
・暗号化パーティションのデフォルトでの使用
・Secure APTを使用した、ミラーからのダウンロードパッケージの完全性を検証
・サポートアーキテクチャーの追加:AMD64 、 Intel EM64T (amd64)
・主要パッケージ
 K Desktop Environment (KDE) 3.5.5a 、GNOME デスクトップ環境 2.14
 Xfce 4.4 デスクトップ環境、GNUstep デスクトップ 5.2、X.Org 7.1、
 OpenOffice.org 2.0.4a, GIMP 2.2.13, Iceweasel (Mozilla Firefox 2.0.0.3 の改名)
 、Icedove(Mozilla Thunderbird1.5改名)、Iceape(Mozilla Seamonkey 1.0.8改名)、
 PostgreSQL 8.1.8、MySQL 5.0.32、GNU Compiler Collection 4.1.1、
 Linuxカーネルバージョン2.6.18、Apache2.2.3、Samba3.0.24、Python 2.4.4および 2.5、
 Perl 5.8.8、PHP 4.4.4 および 5.2.0、Asterisk 1.2.13
・ aptitude パッケージ管理ツールを使用すると、前回のリリースである
 3.1(sarge)から4.0へのアップグレードを、殆どの設定を含め自動的に行える。
・同様のことは、apt-get パッケージ管理ツールを使用してもある程度はできる。
・Debian GNU/Linux は現在、BitTorrent (推奨)、jigdo、HTTPなどでダウンロード可能。
・Debian GNU/Linux は現在、BitTorrent (推奨)、jigdo、HTTPでダウンロード可能。
■ダウンロードファイル
・DVDでは4枚必要 debian-40r1-i386-DVD-1.iso.torrent 19-Aug-2007 14:37 88K
debian-40r1-i386-DVD-2.iso.torrent 19-Aug-2007 14:43 88K
debian-40r1-i386-DVD-3.iso.torrent 19-Aug-2007 14:48 83K
debian-update-4.0r1-i386-DVD-1.iso.torrent 21-Aug-2007 03:31 51K
・CDは21枚もある。.....
こんなのやってられないので、Debian4.0のネットワークインストールイメージ
をダウンロードし、CD-ROM一枚に焼いて新規マシンでBootする。
■ネットワークインストールイメージのCD-ROMによるインストール
・Bootsしたあと、対話形式の画面で設定していくが、S-ATAの検出で、
 エラーになり止ってしまう。 やっぱりまだ、最新Debianでも未対応のようだ。
・しかし、新し物好きにとってDebianは魅力的である。対応が出来るまで待つか?

サーバーがもうじき届く2007年07月22日 07時42分40秒

注文をしたサーバーがもうじき届く。
スペックを確認しておく。
項目内容備考
CPU Celeron 440(2GHz FSB800 L2:512KB)静音CPUFAN (\5890)
M/BECS 671T-M(Micro ATX SiS 671 + 968 10/100LAN)
MEMORYDDR2 SDRAM 2GB(1GBx2) PC2-5300 (\9640)
Video,SOUND,LANVGAオンボード
HDD (main)HGST Deskstar T7K500HDT725032VLA360(320GB SATAII 7200rpm 16MB) (\4060)
DVD-ROMDVD-ROMx16/CD-ROMx48)前面黒
その他K/B白色2点SET(日本語キーボードPS/2 | PS/2スクロールマウス)
CASEFREEDOM FPC-CMBSキューブ型 Black 前面メッシュ 12cmFANx1 350W

自分のサイトへのリンクは貼れる?
My Site

CMSのスクリプトサポート状況2007年07月02日 16時44分33秒

CMSにはJavaで作られたもの、PHPで作られたものが主なものだが、
そのスクリプトを記事内でも積極的に使うことができれば良いのに...
と、かねてから思っていたのだが、非公開部分もあり、なかなか調査
出来なかったが、途中経過も含めて、ここに公開する。
全般的に言えることは、エディタが高機能化してきているので、
スクリプトの認識の基本となるタグ(Htmlタグ)を安全のために、自分で
変更している傾向がある。
この場合は、リッチエディタの設定をシンプルエディタの設定に変更して
スクリプトのタグを有効化していく必要がある。
途中ではあるが、主要CMSのスクリプトサポート状況を以下に挙げる。
【主要CMSのスクリプトサポート状況】

CMS
スクリプト 設定・インストール 備考
Drupal JavaScript 「編集」⇒「disable rich-text」 記事の別の箇所を変更した場合でも、一番最後に
JavaScriptを再び貼り付ける。
PHP phptemplate 導入済みだった。デフォルトインストールだったか忘れた。
WordPress JavaScript Pluginなし、デフォルト? ①管理画面・ユーザー・プロフィールで「投稿時に
ビジュアルエディタを使用する」のチェックをOff
②管理画面・各種設定・投稿設定で「不正な
XHTML 構文を自動的に修正する」のチェックをOff
PHP exec-phpプラグイン
Pebble JavaScript デフォルト 「エディタ」⇒「ソース」による編集
PHP ×:タグが変換できない。
JavaのCMSなので当然の事かも。
Joomla JavaScript デフォルト tinyMCEのエディタを変更する。
「グローバルコンフィギュレーション」「デフォルトのエディタ」
⇒No WISIWYG EDITOR
PHP やり方が判らない。 静的なページはセキュリティ制限がある。
Geeklog JavaScript デフォルト
×:ボタンを押しても未応答。
「管理者専用メニュー」「Configuration」「管理者設定」
アドバンストエディターをノーマルエディタに変更する。
PHP やり方が判らない。
MT3.3 JavaScript デフォルト
最初はOK途中からエラー
tinyMCEをノーマルエディタに変更する。
WYSISYGボタンで切り替える
PHP 未確認
Nucleus JavaScript デフォルト
最初はOK途中からエラー
tinyMCEをノーマルエディタに変更する。
WYSISYGボタンで切り替える
PHP 未確認
Xoops JavaScript 不明 不明
PHP 未確認
Xoops-Cube JavaScript 不明 不明
PHP 未確認

本番用サーバーの検討2007年06月15日 10時24分44秒

思えば、自宅サーバーを設定したのは、Vine1.0の頃でGateway2000
(デスクトップ:Pen3、300Mhz)だったような記憶がある。
その後、サーバーはVAIO FX77VBP(Pen3,1GHz)のNotePCに変わり、
OSもRedhat7.5からRedhat9.0そしてCentOS4.4に変わっていった。
その間に、HDDのクラッシュが何回か発生、Memoryの増設とその接触
不良による二次障害(HDDデータ破損)に悩まされて本日に至っているが、
そもそもNotePCをサーバーにしたのは、HDDやFANの回転音が静かで
最近6万円で購入したVMWare用サーバーはデスクトップにも関わらず、
大変静かであるが、本番サーバーとしては使用していない。
本番サーバーもプアーなNotePCからハイパワーなキューブ型静音マシン
に変えようと思い、機種を調べてみる事にする。
併せて、OSのグレードアップも考える。
OSについては、クラスタリング機能は今後必須になると思われるので追加しておきたい。
■CentOS5(2007年4月12日リリース)
【レビュー記事】
・CD 6枚組(64ビット版はCD 7枚組)またはDVD 1枚組
・対応プラットフォーム:x86(i586とi686)、x86_64(AMD64とIntel EMT64)※IA64など近日中対応予定。
・CentOS 5についても少なくとも2014年まではメンテナンスが活発に行なわれる予定。
・RHELのサーバ版とクライアント版の両方のパッケージが含まれている。
・カーネルはLinux 2.6.18(大規模なMemoryやdataをsupportするためのenterprize向けの調整)
・Apache 2.2.3(32bitのhareware platform上での2GB以上のfileのsupport対応済み)
・MySQL 5.0.22、PHP 5.1.6、PostgreSQL 8.1.4、BIND 9.3.3、Samba 3.0
・Postfix 2.3.3、sendmail 8.13.8、IMAP/POP3デーモンのCyrus 2.3.7や同Dovecot 1.0。
・GNOME 2.16、KDE 3.5.4、OpenOffice.org 2.0.4、Firefox 1.5.0.10、Thunderbird 1.5.0.10
・CD作成から写真/画像操作に至るまで、desktop用applicationが幅広く含まれている。
・XenOSを使用した仮想化に対応。
・クラスタリングのサポート(GFSファイルシステムを使用。インストール後でも追加可能)
 ※複数のコンピュータを特定の目的のために協調的に動作させる。
・SELinuxの使用。setroubleshoot(SELinux Troubleshooting Tool)付きサポート
・その他のテクノロジー
①Stateless Linux:ディスクを持たないクライアントなどを実現するシステム
②GFS2:Global File Systemのアップデート版
③AIGLXとCompiz:OpenGL拡張でdesktopへの3D効果を実現するX11用の新しいcompornent
④Systemtap:稼働中のSystemに関する情報を集める、開発者/System管理者用のインフラ
■FedoraCore:最新バージョン7
・フリーではあるが、安定しないため見合わせたほうがよさそうだ。
■Debian:最新バージョン4.0(etch:2007 年 04 月 08 日にリリース)
【概要】
・暗号化ソフトウェア・FHS バージョン 2.3 への準拠・LSB バージョン 3.1 に準拠する。
・暗号化パーティションのデフォルトでの使用をサポートする。
・インストールシステムのグラフィカルフロントエンドの導入。
・Secure APTを使用すると、ミラーからダウンロードされるパッケージの完全性を検証が可能。
・単一のディスクで複数のアーキテクチャのインストールをサポートするmulti-arch CD/DVDも利用可能。
・KDE3.5.5a、GNOME2.14、Xfce4.4デスクトップ環境、GNUstepデスクトップ5.2、X.Org 7.1
 OpenOffice.org 2.0.4a, GIMP 2.2.13, Iceweasel(Mozilla Firefox 2.0.0.3の改名版)、
 Icedove(Mozilla Thunderbird 1.5の改名版)、Iceape(Mozilla Seamonkey 1.0.8の改名版)、
 PostgreSQL8.1.8、MySQL5.0.32、GNU Compiler Collection4.1.1
・Linuxカーネルバージョン2.6.18、Apache2.2.3、Samba3.0.24、Python2.4.4 および 2.5、
 Perl5.8.8、PHP4.4.4および5.2.0、Asterisk1.2.13 などが含まれている。
・aptitudeツールを使用すると、前回の3.1(コードネームsarge)から4.0へのアップグレードは楽になる。
・同様のことは、apt-getツールを使用してもある程度はできる。
■Vine:最新バージョン4.1(2007年2月22日)
・4.0からの大幅な変更はない。