PhotoShop Element4.0(被写体抽出)2005年11月12日 04時42分46秒

2.0(左)4.0(右)
写真中の人物や動物、植物などは、たいてい何らかの複雑な背景が被写体に付属している。
ほんとに欲しいのは、被写体そのもので、それを切り抜いて別の背景に貼り付けたいという衝動が、かねてからあった。
 PhotoShopならば、実現出来るであろうが、高い値段のソフトを購入し、手間暇かけてその作業をおこなうのもしんどい作業だなと思い、安上がりで手間のかからない方法をかねてから探していた。
 まず最初に行ったのはFreeSoftの「Pixia」で、手順は下記のようになる。
①被写体の背景全部をブラシで丁寧に被写体と異なる色で塗っていく。
②その背景色を色の変換で変える。
という単純な、長時間の作業。
 次にPhotoSHop Element2.0をPreInstallされたPCで「切抜きの技法」を使用した。 これだと背景全部をブラシで塗るような手間はなく、だいぶ楽になる。 手順としては
①不透明度50%程度のレイヤーを作成
②描画色を被写体と異なる色に設定し、全体を塗りつぶす。
③ズームを使って消しゴムツールで輪郭の背景部分を消していく。
④レイヤーパレットの背景(原画)を選択し、Ctrl+Cで輪郭部分の画像をクリップボードにコピーする。
⑤コピー後の画像の消し残り部分を消しゴムで修正する。
⑥「自動選択ツール」で背景を選択(複数有る場合はShiftを押しながら)し、「選択範囲」→「選択範囲の反転」で被写体を選択し、クリップボードにコピーする。
手順は複雑だが、前者より格段に作業効率は良く、フチの品質も上がる。
 最近の記事でPhotoShopElementが4.0に機能アップされているのを聞き、早速試用版をダウンロードして使ってみる。
なんと450MBもあり、ダウンロードに長時間かかった。通常CD-ROM販売が13,000円だが、ライセンスキーを購入(6,000円程度)すると通常の使用が出来るそうだ。手順は以下のとおり。
①写真画像を表示した後、「イメージ」→「マジック抽出」を押すと別ウインドウが表示される。
②被写体を「描画ブラシ」でプロットまたはドラッグしていく。
③プレビューしゴミとして残った背景を「背景ブラシ」で消していく作業を繰り返す。
④「自動選択ツール」で背景を選択(複数有る場合はShiftを押しながら)し、「選択範囲」→「選択範囲の反転」で被写体を選択し、クリップボードにコピーする。
輪郭抽出の精度が上がっており、驚くほど短時間で作業が出来てしまう。
2.0に比べて1/10の作業時間で済み、フチの品質も更に向上した。
サンプル画像でPhotoShopElement2.0とPhotoShopElement4.0の切り抜き画像を比較すれば明確だ。

ジャズ2005年11月19日 12時50分22秒

久しぶりにジャズを聴いてみた。小倉のジャズ喫茶(名前は忘れた・・・)に若い頃はよく通ったものだ。
ジョン・コルトレーンの『My Favourite Things」を初めて聴いたときから、ジャズの魅力に引き込まれた。 ジャズは難解というが、理屈なんかいらない。
聴いて、共感してスイング出来ればそれでイイ。
■ ジ ャ ズ の 誕 生 に つ い て
ジャズ発祥の地はニューオリンズ。作ったのはブラス・バンドで腕前を発揮していた黒人ミュージシャンで、死者を弔う葬送パレードのときなどに彼らが演奏したのがジャズの原型といわれているらしい。
ジャズという言葉は、元は幾つかの性的意味をもつスラングで18世紀からアメリカ南部の黒人の間で使われていたといわ れている。
1910年代になって音楽に転用されるようになり、当初は「淫売屋の音楽−JASS音楽」と呼ばれていた。
JASSはシカゴに広まり、次第にJASS、JAZ、JASZなど綴りの変遷を経てJAZZに至った。
■ ジ ャ ズ の バ ッ ク ボ ー ン
ジャズはさまざまな音楽をバックボーンとして生まれたが、そのうちの最も重要な音楽は、ともに19世紀後半に生まれたブルーノートとラダタイム。
・ブルースは、ブルーノートという特有の音階と特有のコード進行をもった黒人民謡の一種で、12小節からなっている。広義にはブルーな気分が漂う音楽を指し、ブルース・フィーリングに満ちた演奏などという使われ方もしていた。
・一方ラグタイムは、楽譜どおりに弾くもののリズミカルな独特のシンコペーションをもつピアノ音楽で、アドリブのないピアノ・ジャズという印象がある。同じ黒人音楽だが、ぐっとヨーロッパ色が強い。
■ ジ ャ ズ ジ ャ イ ア ン ツ た ち
アート・ブレイキー(ドラム) ウェス・モンゴメリー(ギター)
エラ・フィッツジェラルド(ボーカル) 
エリック・ドルフィー(アルトサックス、バスクラリネット、フルート)
オスカー・ピーターソン(ピアノ) カウント・ベイシー(バンドリーダー、ピアノ)
キャノンボール・アダレイ(アルトサックス)
クリフォード・ブラウン(トランペット) コールマン・ホーキンス(テナーサックス)
J.J・ジョンソン(トロンボーン)
ジョン・コルトレーン(テナーサックス、ソプラノサックス、フルート)
スタン・ゲッツ(テナーサックス) セロニアス・モンク(ピアノ)
ソニー・ロリンズ(テナーサックス) チェット・ベイカー(トランペット、ボーカル)
チャーリー・パーカー(アルトサックス) チャールス・ミンガス(ベース)
ディジー・ガレスピー(トランペット) デューク・エリントン(バンドリーダー、ピアノ)
バド・パウエル(ピアノ) ビル・エヴァンス(ピアノ)
ベニー・グッドマン(クラリネット、バンドリーダー)
マイルス・デイビス(トランペット) リー・モーガン(トランペット)
ルイ・アームストロング(トランペット、ボーカル)
レスター・ヤング(テナーサックス)