ギガビットイーサーへの準備2006年10月13日 10時02分08秒

最近のデスクトップPCのLANボードは標準で搭載されていることは常識となって
いるが、従来の10/100BASEから1000BASEへ、変わってきた。
不安に思って調べると、下位互換はありそう。つまり、10/100BASEの機能がある。
では、そのLANボードの価格はというと、10/100BASEが1000円を切っているのに
対し、1000BASEはその倍の値段で2000円を切るのが現状のようである。
この状態では、家庭内で、新しいマシンのみルータを設置してギガビットイーサを
特定用途、・・例えばMusic/Video Serverとかで体感できるようになりそう。
では、ケーブルはというと10/100BASEでも1000BASEでも使うUPTケーブルで、
現在のところ同じである(カテゴリー5を推奨しているが...)から、都合がいい。
ただし、これが(IEEE802.3ab)主流になるかどうかは不明
■ツイストペアケーブルの説明
・STP(ShieldedTwistedPairCable)ケーブル:導体の周りが同軸ケーブルのようにシールド
・UTP(UnshieldedTwistedPairCable)ケーブル:シールドは無い。※主流
■PC側の処理能力
・2003年ごろの記事でPCIバスで処理能力が300Mbpsに頭打ちされる。
・現在、PCI-ExpressAdapterで対応し、2.4gbpsが実現できる。
■転送周波数と、保証距離
方式     転送周波数  ケーブル   保証距離 備考
------------------------------------------------- 
10BASE   20Mhz     Category3  100m   4線ペア差分
100BASE  125Mhz     Category5  100m   4線ペア差分
1000BASE 250Mhz     Category5  100m   4線ペア独立 
※1000BASEには100BASEに比べて特殊な伝送方法をとる。
①転送周波数を2倍(x2)
②4線のペアである8線全てが信号線(x2)
③5段階の周波数で切り替え、それぞれを0,1で判断する。
■将来
すでに10ギガビットイーサーの半導体の開発が行われ、製品も出てきている。
(IEEE802.3ae)

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