本番用サーバーの検討2007年06月15日 10時24分44秒

思えば、自宅サーバーを設定したのは、Vine1.0の頃でGateway2000
(デスクトップ:Pen3、300Mhz)だったような記憶がある。
その後、サーバーはVAIO FX77VBP(Pen3,1GHz)のNotePCに変わり、
OSもRedhat7.5からRedhat9.0そしてCentOS4.4に変わっていった。
その間に、HDDのクラッシュが何回か発生、Memoryの増設とその接触
不良による二次障害(HDDデータ破損)に悩まされて本日に至っているが、
そもそもNotePCをサーバーにしたのは、HDDやFANの回転音が静かで
最近6万円で購入したVMWare用サーバーはデスクトップにも関わらず、
大変静かであるが、本番サーバーとしては使用していない。
本番サーバーもプアーなNotePCからハイパワーなキューブ型静音マシン
に変えようと思い、機種を調べてみる事にする。
併せて、OSのグレードアップも考える。
OSについては、クラスタリング機能は今後必須になると思われるので追加しておきたい。
■CentOS5(2007年4月12日リリース)
【レビュー記事】
・CD 6枚組(64ビット版はCD 7枚組)またはDVD 1枚組
・対応プラットフォーム:x86(i586とi686)、x86_64(AMD64とIntel EMT64)※IA64など近日中対応予定。
・CentOS 5についても少なくとも2014年まではメンテナンスが活発に行なわれる予定。
・RHELのサーバ版とクライアント版の両方のパッケージが含まれている。
・カーネルはLinux 2.6.18(大規模なMemoryやdataをsupportするためのenterprize向けの調整)
・Apache 2.2.3(32bitのhareware platform上での2GB以上のfileのsupport対応済み)
・MySQL 5.0.22、PHP 5.1.6、PostgreSQL 8.1.4、BIND 9.3.3、Samba 3.0
・Postfix 2.3.3、sendmail 8.13.8、IMAP/POP3デーモンのCyrus 2.3.7や同Dovecot 1.0。
・GNOME 2.16、KDE 3.5.4、OpenOffice.org 2.0.4、Firefox 1.5.0.10、Thunderbird 1.5.0.10
・CD作成から写真/画像操作に至るまで、desktop用applicationが幅広く含まれている。
・XenOSを使用した仮想化に対応。
・クラスタリングのサポート(GFSファイルシステムを使用。インストール後でも追加可能)
 ※複数のコンピュータを特定の目的のために協調的に動作させる。
・SELinuxの使用。setroubleshoot(SELinux Troubleshooting Tool)付きサポート
・その他のテクノロジー
①Stateless Linux:ディスクを持たないクライアントなどを実現するシステム
②GFS2:Global File Systemのアップデート版
③AIGLXとCompiz:OpenGL拡張でdesktopへの3D効果を実現するX11用の新しいcompornent
④Systemtap:稼働中のSystemに関する情報を集める、開発者/System管理者用のインフラ
■FedoraCore:最新バージョン7
・フリーではあるが、安定しないため見合わせたほうがよさそうだ。
■Debian:最新バージョン4.0(etch:2007 年 04 月 08 日にリリース)
【概要】
・暗号化ソフトウェア・FHS バージョン 2.3 への準拠・LSB バージョン 3.1 に準拠する。
・暗号化パーティションのデフォルトでの使用をサポートする。
・インストールシステムのグラフィカルフロントエンドの導入。
・Secure APTを使用すると、ミラーからダウンロードされるパッケージの完全性を検証が可能。
・単一のディスクで複数のアーキテクチャのインストールをサポートするmulti-arch CD/DVDも利用可能。
・KDE3.5.5a、GNOME2.14、Xfce4.4デスクトップ環境、GNUstepデスクトップ5.2、X.Org 7.1
 OpenOffice.org 2.0.4a, GIMP 2.2.13, Iceweasel(Mozilla Firefox 2.0.0.3の改名版)、
 Icedove(Mozilla Thunderbird 1.5の改名版)、Iceape(Mozilla Seamonkey 1.0.8の改名版)、
 PostgreSQL8.1.8、MySQL5.0.32、GNU Compiler Collection4.1.1
・Linuxカーネルバージョン2.6.18、Apache2.2.3、Samba3.0.24、Python2.4.4 および 2.5、
 Perl5.8.8、PHP4.4.4および5.2.0、Asterisk1.2.13 などが含まれている。
・aptitudeツールを使用すると、前回の3.1(コードネームsarge)から4.0へのアップグレードは楽になる。
・同様のことは、apt-getツールを使用してもある程度はできる。
■Vine:最新バージョン4.1(2007年2月22日)
・4.0からの大幅な変更はない。